これからの公共空間

非常勤講師として担当させていただいている昭和女子大学2年の設計製図では、第1課題の幼稚園が終わり第2課題に入りました。
第2課題は担当講師に出題を任されていますが、都留グループの課題は「これからの公共空間」です。
〜地域の人々に愛される、これからの公共スペースを設計してください。用途は2つ以上を各自選び、そのコンプレックスとします。
人々が心からリラックスして過ごせる空間を考えてください。〜

…という内容です。

先日は最初のコンセプト模型を一人3案程度作ってきてもらいました。

2015-12-04 18.10.40

2015-12-04 18.10.11

今後建築として成立させていく上で課題は多々ありますが、魅力的でわくわくする模型がたくさん登場しました。

……

先日、携帯電話のショップに行き手続きをしましたが、待合のソファに座って順番を待ち、順番が来るとタブレットを携えたスタッフさんがやってきてタブレット上での書類確認や署名で手続きが全て終わりました。カウンターには一度も行きませんでした。
つまり、機能による空間の縛りがほとんどないのです。ここ数年で激しくそのような状況が進んだと感じています。
そのような状況で、何を拠り所に建築家は空間をつくっていくのか。それは住宅、公共空間によらず建築家にとっての大きな課題なのだと思います。

家をつくろう会議としても、そのような課題を共有し議論をして、未来に向けての魅力的な提案をしていきたいと考えています。
第一弾は「現代のサザエさんの家」でしたが、第二弾もあたため中です。どうぞご期待ください!

都留理子@家をつくろう会議


2015-12-06 | Posted in 建築のこと, 都留理子No Comments » 

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